◉ 令和3年6月15日、ピートモス多用の土で育っているセントポーリアの事が知りたくなって、購入してきました。
店内で水やりを終えたばかりでしたので、まず、鉢内を乾かすために新聞紙を敷いてその上に乾くまで置き、サンルームで管理する事にしました。
◉ 6月25日(10日後)、乾きましたので、根を検めました。
この、か細い根をいじるより消毒が必要と判断して、この時期に発生しやすい「目で見ることの出来ない虫」ダニ(ホコリダニ)に対して、殺ダニ剤(コロマイト乳剤)+殺菌剤(サプロール乳剤)、1リットルの容器にそれぞれ0、75ccずつ入れ攪拌して1500倍液を作り株全体に噴霧し、鉢内の用土にも流し入れました。
※ 昔の本にはアクテリック乳剤+サプロール乳剤をそれぞれ0、75ccづつを入れ1500倍液を作ります。と書かれていましたが、「アクテリック乳剤は現在製造されていません。」
◉ いつもの様に、5色のシールを使ってシンメトリーな株作りをしたいのでシールを貼りました。
基本、15枚のシールを貼った葉+中心葉3枚(シール貼っていない=)18枚の葉でシンメトリーの株作りを目指します。
◉ (↓の)画像の様にいらない葉を外したり、水やりの度に土が沈んだ事で、わさび状の茎になりかけていますので寄せ土(増し土)をします。
今回の場合ですが、農場でいつ肥料を与えられたか分かりませんが、増し土をするこの時に追肥をする事も良いのではと思い、一鉢につき1gのマグアンプKを鉢内の3か所に分けて追肥しました。
◉ 7月7日(12日後)、鉢内がしっかり乾きましたので、次は、「目で見ることの出来る虫」に対しての消毒をする。オルトラン水和剤分包1g+サプロール乳剤1ccを1リットル入りの水の中に入れ、攪拌してから葉面散布(ようめんさんぷ)をした後、鉢内にも流し込んでみました。
※ [注意]今回、(殺ダニ剤+殺菌剤)を6月25日に散布して、12日後また、(殺虫剤+殺菌剤)を連続して鉢内を消毒をしてみましたが、「同じことを実行なさらないで下さい。」
何故かと言いますと、水際で「害虫・病気」を防ぐための一つの方法として集中して消毒をするとどうなるか試しているからです。
この度、暫くぶりに営利品種のオプチマラ種を購入致しました。
購入後の感想としては、短い栽培期間にもかかわらずしっかりと花を上げ販売店に卸している訳で、さすがにプロは凄いと思いました。ピートモスは本当に水持ちの良い資材で長期間の流通させる為にはこの土で無ければと強く思いました。
しかし、一般家庭においては農場とは同じ環境ではありません。暫く花を楽しんだ後はお手持ちの用土、又は、使い慣れた市販のセントポーリア専用土で植え替えると、それぞれの家庭の環境に合い、更に、長く楽しめる花である事は多くの方に知られているところです。
※ この続きは次の植え替えの時に公開したいと思っています。