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帰って来たショープランツ ウィリージリー

春の展示会が中止となり、出品する筈であった作品(7鉢)を、札幌近郊に住んでる身内にあげて来て、あの日から72日ぶりに息子宅でセントポーリアが元気で育っているのを見て、以下の4鉢を連れ帰って来ました。

画像にはないレーシーラスは妹宅で、いまだ咲きやまずにいるそうです。

思った以上に育っていましたが、夏に向けての植え替えは根腐れの原因に繋がる恐れがあるので、今回は手直しをしたいと思います。

上左からウイリージリー、ロブス バニラTR、下左からイエスタデイバレンタインTR、マックスインフラレット

ウィリージリー(普通種)の再生

再生前の状態
ウイリージリーは、直径が55cmもあり、持って帰るにはフラコンケースに入らず、ひと回り葉を外します。
まずは、フラコンケース内に入りきらなかったウイリージリーを5色のシールを貼ります。
基本の5色のシールを貼りますと、合計12枚の葉を外すことになりました。
葉を外した状態

次にさらに残っていた花の茎が9本ありましたのでそれも外します。

花の茎を星マークから「緑」「青」「赤」の順に時計回りに3本一組で外した状態

次に12枚の葉を外した時に現れるワサビ状の茎を発根しやすくするために土を足します。

※通称「ワサビ茎」と呼ばれているこの茎は「ワサビ状の茎」という言い方が正しいそうです

わさび状の茎

今のままでは根が空気にさらされているので、受け容器を利用して、カサ増し(増し土)をするスペースを確保します。

受け容器の下1か所を縦にカットしたものを用意し、写真のように底面をカットし、縦に一箇所切り込みを入れたものを用意します。

鉢の大きさが4.5号鉢(内径12cm)なので受け容器は11.5cmのものを使いました

根腐れ防止、発根促進のために、ワサビ状の茎にハイフレッシュ(粉)を付けて、外側の3か所にマグアンプKを置き肥し用土をたします。

ハイフレッシュを付けマグアンプKを追肥した状態

発根を促す為にはこのワサビ状の茎が見えなくなるまで専用土で増し土をします。

なお、増し土する前に鉢と受け皿を固定するために3箇所テープで固定します。

増し土した状態

状態が確認できるまで、およそ1ヶ月様子を見ます。シールは付けたままにしておきます。

5色のシール+シールのついていない中心葉3枚=18枚の状態

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