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展示会後の株の手入れの仕方(2) 

展示会を終え、通常の育て方に戻す為に行なっている方法

1回目(6月12日)から約2週間で、前回カットした葉柄が茶色になって来ました。
夏に向かっての植え替えはリスクを伴うので、秋の植え替えまでの繋ぎの方法になります。

ウイリージリー

4月25日、展示会場にて撮影

基本とする株に育つ

6月12日、大株に育っていた株の葉33枚をカットし、鉢に残した12枚の葉が育ち、前回、シールの貼ることの出来なかった中心葉に3枚に青シールを貼れる状態にまで育ちました。

本日の上からの画像

葉柄が茶色になっている

横からの画像
外した33枚の葉のうち、3枚は溶けてましたので、写真の通り30枚の葉柄を外す。
葉柄を取り除いた茎の部分はフレッシュな状態です。取り除いた葉柄の節々からの発根が期待出来ます
本茎の周りにはハイフレッシュを、酸性土壌を嫌うセントポーリアの為に、古土の上には、※ミリオンの粉と※マグアンプKを入れる。

※ ミリオンの粉は鉢内の古い土が酸性化していると判断し、本茎の周りの環境を整える為に必要な事です。マグアンプKは通常の植え替え時と同じく追肥とします。

用土を入れた状態。このやり方ですと、3〜6ヶ月くらい植え替え時期を伸ばす事も出来ます。通常の目安として3ヶ月後の植え替えが望ましい。
生育していく過程で、夏花でしか咲かない小さな花芽はこの時点で取り除く。

グリッターサプライズ

4月25日展示会場にて撮影
本日の状態です。白シールの葉はカットします。
前回、敢えて白シールの付いていた葉3枚を外していませんでしたがこの時点でカットする。
基本5色のシールでシンメトリーの株作りにこだわる。外した葉の白シールは中心の葉3枚に貼り直します。
前回カットした茎を取り外し、付いていた花の茎も取り去りました。

クリスマスドレス

4月25日展示会場にて撮影
本日の状態です。上からの画像。シールの貼られていない中心の葉がこの2週間で随分と育っています。
横からの画像
右上のカットした葉の黄シールを中心葉3枚に貼り直す。前回外した茎18本と、今回外した葉の茎3本で21枚の葉の茎を外しました、小さな花芽も取り除く。

◉ この二階建て栽培法は、わさび状の茎にしたく無い思いで考えた方法です。この度は、シヨープランツ(大株作り)後の株の処理方法を記録する為に公開しています。

しっかりとした根の再生に必要な準備が出来る

大株の葉を整理し生育環境を整え、次の植え替えを待つことにする。

秋の植え替え時期までこの方法で管理し、夏花は咲かせないで株の生長を見守り楽しみます。