咲き終わった花柄があります。
手をかけられない時期もありましたのに、咲いてくれて有難う。
花の茎は12本ありました。
このように、花を咲かせ過ぎた後の株の事です。「中心葉が小さい」、長く咲かせ過ぎた花の茎を外した事で、「葉と葉の隙間が出来、疲れ切った株」です。従って、この時点での植え替えは注意が必要です。
より良い株となる様に鉢内用土の上にミリオン(粉)をにおき、鉢内の足りていない所の増土をしてやり、ミリオンを流し込む様に水やりをし、鉢内の環境を整えて疲れた株を養生させる時期と思います。
咲かせすぎの疲れた株の植え替えを急ぐと、中心葉を無くしたり、また、植え替え時に根を動かした事による現象、見えない下の方の古い根からジワジワと腐れを起こしていて、ある日突然大事な株の根腐れを見つけることになります。
あと、2、3ヶ月もすると良い株になって楽しませてくれる筈です。少しの我慢です。
※余談ですが、
せっかく咲いている「花を取ると可哀想」で花を摘むことが出来ないと初花を見てしまう、、、。
子苗のうちに咲かせてしまうと、幼い苗にとって咲かせる事は負担でもあり、生長も少し遅れます。
花の咲き方を確認してから早いうちの花摘みは大事です。子供の苗のうち咲かせない方が「充実した大人の株」への近道です。
いつも思うことです。最初の花を見てしまう事の方が、「小さな苗が可哀想」と思います。