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植え替え(その2)

最も植え替えしたかった株の2鉢目です。

💠ブルードラゴンの場合

夏花で咲いています。(順調に育っていた生長株が、花芽分化すべく大事な時期に異常な暑さに見舞われ、本来の咲き方ができなかった花のことです。)

2階建栽培法

‘22年4月29日にセロテープで固定していた2階の部分の容器を、本日外します。

1月7日、鉢内の用土が足りていないところに増し土をし、4月29日に2階建に仕立てるて、約5ヶ月が過ぎてしまいました。

この鉢は、昨年の11月に入院する前には植え替え対象の株ではありませんでした。この鉢の汚れようから判断しますと、約一年以上植え替えていない株です。4月29日に残しておいた葉柄は付けたままで、約4ヶ月以上たちその茎は柔らかい状態ですが腐れてはいません。この柔らかい葉柄の部分を取り除きます。今までの経験から、この残した葉柄の後からの根腐れは一度もありません。

植え替えできる環境になる

植え替えするには最適な季節となり、この時期を待っていました。

ワサビ状の茎にしない様にと葉柄をつけたままにして置きました。本日、この時点で初めて葉柄を取り除来ました。良い状態です。
二階建てにして用土を足したところから測ると、根の長さは15cmになっていました。
根茎の長さは、1年以上植え替えをしていませんでしたので約5cmになっている。
葉柄を外したばかりの約1cmは茎の部分がフレッシュですので、この部分からの発根が見込まれます。又、2階建てにして発根させた下1cmの所で根茎カットする。

3枚一組でシールを貼る

花の茎4本と折れてしまった葉、不要な根茎の下の部分に約1、5センチが根腐れがありまじた。

植え替え終了

また、ここから始めます。

一口メモ:根腐れについて、原産地でのセントポーリアは、湿度の多い環境下で、本茎が古く(長く)なると自然と横に傾き、葉と葉の際から上根(髭根)を発根させ、不要となった本茎を根腐れさせながら、横に移動し命を繋いでいる植物だそうです。自然界では、根腐れするのはあたりまえで日常的なものと思われます。

このように、セントポーリアの特質をわかれば、根腐れなど怖くはありません。小さな鉢の中でしか生きていけないセントポーリアのために根腐れをさせない為には、年に2回の植え替えをしたいものと思います。