– 花好きの集まる場所 –

トレイル種の手入れの仕方〜2〜

本日のブラゾフベルTr

只今、途中経過で5分咲きです。
本日のブラゾフベルTr(横から撮影する)

7月4日投稿のブラゾフベルTrから

不要な花柄・葉柄を取り除く
7月4日、花茎・花芽を加えて一山10本で60本、一山100枚で葉柄300枚を取り外す。
メンテナンス終了の株です。

途中経過

7月27日にはすっかり隙間が埋まり、花茎が上がって来ています。

約3週間(24日)後の状態です。

上から写した本日のブラゾフベルTr

サンルームの直射日光の下で育てています。(上からの撮影)

今日のサンルームは

直射日光の下で育っています。現在のサンルームの自然光の当たる時間は日も短くなっていますので、14時間くらいでしょうか。

ジャッジーガールTrの事も

7月30日
咲いている花が終わりに近づき、メンテナンスする前の状態

花柄・葉柄を取り除く

一山6本として花茎・花芽、加えて81本。一山60枚として葉柄309枚を取り除いています。

メンテナンス終了

花茎と葉柄を取り、横に這わせているクラウンの合間には、ミリオン(粉)とマグアンプKを追肥している。

途中経過

8月13日 サンルームの一番日が当たる所で育てています。
メンテナンス後、2週間経ちました。直射日光に当てて育てています。

順化作用が働くセントポーリア

植物には、菊やポインセチアのような「短日植物」と、ペチュニアやアスターなどの「長日植物」があります。
セントポーリアは、「中日植物」で、12時間から18時間の広い範囲で開花が起きる植物です。

この事でもお分かりのように、セントポーリアは庭で育つ植物とは異なり、季節、日照時間に関係なく開花する植物だということを、是非、認識して下さい。

この度、セントポーリアのトレイル種に、※順化作用の原理が働く事を信じ、実際に試し、実行してみて得るものがありました。アフリカからやってきたこの花は進化しています。難しい花と思わず、もっと気軽に楽しむ方が増えると良いと思います。

※ 順化作用 : 生物が異なった環境、特に、気候の異なった土地に移された場合、しだいにその土地の気候に順応した性質に変わることを言います。

⚫︎注意事項 :トレイル種の直射光下での育て方を、真似はしないでください。何年も前からサンルームで(5月中旬〜10月下旬)育て、我が家の環境に慣しての結果です。いきなり真似されると葉が痛む可能性があります。
でも、勇気のある方はお試しください。

この夏は、雨、曇の日が多く、7月の日照時間も少なくて気温も上がらず、今月に入っても気温こそ上がりましたが、曇り空の日ばかりで湿度も多く、今日もいきなり強い大雨が降りました。このような気候は、こちらに住むようになって初めてのような気がします。

人間にとっては、不快指数100%の今年の夏ですが、皮肉なことに、セントポーリアにとっては、やや原産地に似ているせいか、いつもの年より株も苗も機嫌良く育っています。