ナイロン紐での誘引の仕方
3月13日に植え替えしたクールアーミスの続きです。
1ヶ月過ぎると鉢内の用土も落ち着き(締まり)、隙間だらけの株もご覧のように葉が茂り誘引し易くなって来ている。
ナイロンストッキング(ウイック芯)を紐状にした物とセロテープ
先月、葉だけカットして残した茎の状態です。クラウンを誘引するため、用土に接している下の茎だけ取り除く。トレイル種もわさび状態の茎にはしない
先月の植え替え時に葉の茎を外さずに置いたのは、1ヶ月後の本日外す方が、伸びてきたクラウンをよりフレッシュな状態で用土の上に這わす事が出来、より早く根の活着が期待できるからです。
かなり中高に植えたが土の量が減っている。1ヶ月経ち、用土のかさが減った鉢の淵にマグアンプKを追肥していきます。更に、増し土をしてクラウンを寝かせ紐で引きながらテープで押さえ這わせていきます。
トレイル種の種類により這う性質のあるものは、画像のように紐で各クラウンをナイロン紐で引いてセロテープで止め発根を促す。
参考のために
紐で引いて育成中のシンメトリーな株をご覧になって下さい。(品種名:テインプルトキッス)
ナイロン紐で引きセロテープで押さえている状態(Uピンも併用する場合もあります。)上からも写す
ナイロン紐での誘引で、用土に接しているクラウンに発根が見られます。トレイル種も普通種のようにシンメトリーに仕立てる。これで、フォームが決まりました!
月に一度、各クラウンの中心に光が当たるように、老化した葉(葉の縁が茶色になっている)不揃いの葉(極端に大きかったり、小さかったりする葉)邪魔になる葉をカットをします。
トレイル種はここからが始まりです。後は、生長段階に応じ次から次へと鉢増しをして行くだけで良いので、個人的にはセントポーリアの種類の中では一番楽しめる品種かと思います。
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