イオナンタ(原種)について
今、私たちが楽しんでいるセントポーリアは、この原種から始まっています。
この度、原種を丁寧に育てようと挑戦していました。
セントポーリアを育てる上で、いかに丈夫な苗づくりが大事かという事を経験から綴ります。
◉ 植え替えをする
◉ これが、根鉢です。
◉ 小苗の植え替えは頻繁にしない〜理由
・セントポーリアは葉の際、葉と葉の間に発根して来る「細根の量」を増やす事が大事。
・細い根が鉢の中で広がりセントポーリアの生長を助けてくれます。
・同じ鉢内で花摘み・葉柄取りをし、増し土(土寄せ)繰り返しながらゆっくりと丈夫な根を育てます。
・2号鉢(6cm)であれば、株の大きさが直径15cm〜18cmに育つまで植え替えをしない。
◎ じっくりと取り組み育てた細根が、その後の生長を確かなものにしてくれ、根腐れ・病害虫に強い株として育ちます。
中心の茎はカット
また、新しい根を出させるために、敢えて花芽の付いていない外側の葉柄を3枚から6枚を元から取り除き、その部分にミリオン粉・ハイフレッシュ(発根促進の為)をまぶしてやり植えつけると活着がより早くなる。
理由は、セントポーリアの新しい根(ひげ根)は、取り除いた葉のところの「茎の部分からしか発根しない」からです。
直根に見える土の中で長くなる「茎」は根腐れをおこすことはあっても、そこからひげ根は育ちません。したがって、植え替えのたびにその「茎」の部分はカットします。
再び、サポーターで葉を支える
愛好家の皆さんは、華やかに咲いてくれるダブル咲き、縞花、ワスプ咲に、ロシア種などに触手が伸びていますが…、かくいう私も、原種は、我が家に居てくれるだけで満足と思っていました。
しかし、この花があってのこそのセントポーリアライフ。
セントポーリア原種、一重の花をシンメトリーな株に育ててみようと思い立ち愉しみながら育てていました。次回は開花した時にUPします。
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